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「ボランティアバス」観光庁が容認へ

2016年7月6日 15:33
「ボランティアバス」観光庁が容認へ

 NPO(=非営利組織)などが被災地にボランティアを派遣するいわゆる「ボランティアバス」。旅行業法に違反すると指摘が相次いだことから、観光庁は、費用の支払い方などをルール化した上で、運行を認める方向で調整していることがわかった。

 「ボランティアバス」をめぐって観光庁は5月末に、旅行業の登録のないNPOが参加費用を集めることは旅行業法に違反すると通知している。しかし、この通知を受けて、熊本地震の被災地へのボランティア活動を取りやめるNPOが出てきたことから、観光庁は、バス会社に参加者が直接費用を支払うといったルールを決めた上で、運行を認める方向で調整していることがわかった。

 観光庁は近く、バス会社の選定などのガイドラインを示す考え。