日本で最も西にある沖縄県与那国島。７日、猛烈な台風１号が接近していた。

　猛烈な勢力を保ったまま、先島諸島に接近した台風１号。目がはっきり見える。中心付近の気圧は、９００ヘクトパスカル（午後９時現在）。これは３年前、フィリピンで５０００人以上が亡くなる被害をもたらした台風と同じレベルだという。

　与那国島の住民は、窓ガラスに板をはって補強するなど、対策に追われた。保育園では、警報が流れる防災無線を設置。子どもたちをできるだけ早く帰すためだ。

　８日未明にかけて最接近する予想の先島諸島では、最大瞬間風速３５メートルの非常に強い風が吹く見込みで、厳重な警戒が必要となっている。