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認可外保育園で“虐待行為”県が改善勧告

2016年7月6日 21:12
認可外保育園で“虐待行為”県が改善勧告

 香川県善通寺市の認可外の保育園で、園児の体を踏みつけるなどの「虐待行為」が繰り返されていたとして、香川県が改善勧告を行った。

 改善勧告を受けたのは、善通寺市金蔵寺町の認可外保育施設「あおぞら保育園」。去年夏ごろから、50代の女性園長が、0歳から4歳までの複数の園児にうつ伏せ寝をさせている、体を踏みつけているなどの通報が複数の関係者から香川県に寄せられた。香川県が立ち入り検査などを行い、今年2月10日に「虐待」があったとして、香川県内で初めとなる改善勧告を行った。

 しかし、その後も同様の行為がされているという通報が入ったため、立ち入り検査を行い、改善が見られなかったことから6日、2回目の改善勧告を行った。

 園長「(Q:大きな虐待はなかった?)そうです。ないです。県から受けた指導はきっちり見直して、改善できるところは改善したい」

 今年2月に12人いた園児は5日現在8人で、園長以外に保育士など2人が勤務していたという。香川県は来月8日までに改善状況を報告するよう求めていて、改善されない場合、施設閉鎖命令などの措置が検討されるという。