新たながん患者“初の100万人超”と予測
今年、新たにがんと診断される人が初めて100万人を超えるという予測を、国立がん研究センターが発表した。
国立がん研究センターは毎年、がんの患者数の予測を行っている。発表によると、今年、新たにがんと診断される人は101万200人と推計され、初めて100万人を超える見通し。去年の予測より2万8000人増えている。部位別では、多い順に、大腸、胃、肺、前立腺、乳房となっている。
また、がんで死亡する人は37万4000人と、去年より3000人増える見込み。診断、死亡ともに過去最多となり、国立がん研究センターは、高齢化が進んでいるためではと説明している。