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ハワイアン機が緊急着陸 羽田C滑走路再開

2016年7月18日 12:21
ハワイアン機が緊急着陸 羽田C滑走路再開

 18日未明、羽田空港でハワイアン航空の旅客機が緊急着陸し、タイヤがパンクして、一時、滑走路上に立ち往生した。

 国土交通省などによると、18日午前0時頃、羽田発ホノルル行きのハワイアン航空458便が離陸した後、車輪部分の油圧が低下したとの異常を検知し、上空で引き返して、午前1時半頃に緊急着陸した。乗客・乗員293人にケガはなかったが、着陸の際、タイヤ8本がパンクしたため、C滑走路が9時間以上、使えなくなった。

 日本航空は、18日午前中の国内線14便が欠航し、他の航空会社も遅れが出ている。

 予定便が欠航した人「誕生日でサプライズ企画を色々考えてたけど、(欠航は)しょうがないとは思うけど、ちょっと残念」

 機体は、パンクしたタイヤを交換して滑走路上から移動させ、C滑走路は午前11時前に運用を再開した。

 ハワイアン航空機は、先月15日にも同じ羽田発の便が離陸直前にエンジンから煙を出して緊急停止するトラブルを起こしていた。