ハワイアン航空が緊急着陸 他の便に欠航も
18日未明、羽田空港でハワイアン航空の旅客機が緊急着陸した。機体が滑走路から動かせなくなっており、午前中に離着陸する予定だった他の便に欠航が出ている。
緊急着陸したのは、羽田発、ホノルル行きのハワイアン航空458便。国土交通省などによると、458便は18日午前0時ごろ羽田空港から飛び立ったが、油圧系統の異常が検知されたため上空で引き返し、午前1時半ごろに緊急着陸した。乗客・乗員293人にケガはなかったが、着陸の際、タイヤ8本がパンクしたため滑走路から動かすことができなくなった。4本あるうち1本の滑走路が使えない状態となっている。
これを受けてJALでは、午前中に羽田空港を離着陸する予定だった国内線、14便の欠航を決めた。他の航空会社も、このまま機体の撤去ができなければ欠航や遅延が出るおそれがあるとしており、影響はさらに広がる可能性がある。