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関東で“震度4”相次ぐ…今後の注意点は?

2016年7月19日 17:58
関東で“震度4”相次ぐ…今後の注意点は?

 19日午後1時前、千葉県で震度4の揺れを観測する地震があった。関東地方では17日の日曜日にも震度4の地震があったが、2つの地震の関連性や、今後の注意点などについて社会部の気象災害担当・中濱弘道記者が解説する。

――17日と19日の震度4の地震に関連性は?

 この茨城県南部では、5月にも震度5弱の地震が起こっている。この2か所とも関東地方の中では、地震が起きやすい場所で、繰り返し起きている。つまり、2つの地震は別々の地震といえる。

 この地震のほか、3連休の間、伊豆大島の北西側でも地震が相次いだ。最大震度は2だが、やや活発に地震が繰り返す場所でもある。

――海の近くで地震となると津波に注意する必要があるのでは?

 関東地方の周辺では、相模湾や房総半島の周辺で大きな地震が起きると、津波のリスクもある。そろそろ夏休みに入る時期だが、海にいるときの注意点は―

・海からあがってすぐに避難→その後は津波情報に注意する

 震源が陸地から近い場合には津波警報などが間に合わないこともあるので十分注意してほしい。