電子マネー使った詐欺防止を 都内で訓練
東京都内のコンビニエンスストアで、電子マネーを使った詐欺事件を未然に防ぐための訓練が行われた。
警視庁による本番さながらの訓練は、アダルトサイトの料金を架空請求された人が、相手の指示に従いコンビニに設置された端末「マルチメディアデバイス」で電子マネーを購入し、料金を支払おうとする想定で行われた。
店員「警察からお知らせがございまして、こちらをお見せする形になっています(警視庁からの“詐欺に注意”のちらしを見せる)」
客「もしかしてこれって詐欺!?」
訓練では、店員が積極的に「詐欺ではないか」と声をかけるなどして、被害を未然に防いでいた。
警視庁によると、今年上半期に都内で電子マネーを利用した詐欺事件の被害は、去年の同じ時期と比べて3倍近い46件に増加しているということで、警視庁はコンビニなどとの連携を強化し、被害を食い止めていきたいとしている。