２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、警視庁は都内の繁華街で一斉に、悪質な客引きなどの撲滅を訴えた。

　悪質な客引きが絶えない東京・池袋では、２５日、警視庁の茂垣之雄生活安全部長や池袋署員、地域住民らが参加し、「悪質な客引きを、しない・させない・許さない」と訴え、繁華街を練り歩いた。

山下史雄副総監「盛り場における違法な客引き、また風俗店さらには暴力団、こういったものをしっかりと取り締まりをしてまいります」

　一方、繁華街でにぎわう東京・上野や湯島では、山下史雄副総監が警察官や地域住民らを激励し、チラシを配りながら繁華街でのトラブル撲滅を訴えた。

　警視庁は、２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、都内の繁華街での取り締まりを一層強化することにしている。