都内タクシー初乗り410円の実証実験へ
国土交通省は、来月5日から約1か月間、都内の一部の乗り場でタクシーの初乗り運賃を410円にする実証実験を行うと発表した。
石井国土交通相は26日朝の会見で、来月5日から9月15日まで、タクシーの初乗り運賃を引き下げる実証実験を行うと発表した。
都内の新橋駅東口、浅草駅前、新宿駅東口、東大病院前の4か所の乗り場が対象で、初乗り運賃は約1キロで410円。日中の時間帯にタクシー40台が参加する。
国交省は現在、都内のタクシー事業者からの申請を受け、初乗り運賃の値下げを含む新しい運賃の認可に向けた審査を行っており、料金を下げることで実際に短距離の利用者が増えるか検証することにしている。