国交省が三菱自動車本社に立ち入り検査
三菱自動車の燃費偽装問題で、国土交通省は、三菱自動車の本社によるデータ改ざんへの関与などを調べるため、13日午前から本社への立ち入り検査を行っている。
燃費偽装問題について、三菱自動車は国交省に対し、これまで2度にわたり報告しているが、立ち入り検査で報告書の内容について独自に調査をする必要があると判断した。
石井国交相「立ち入り検査で本社の関与等についても解明していきたい」
また、日本テレビの取材で、燃費データを改ざんした子会社の当時の管理職が、三菱自動車本社の性能実験部の当時の管理職に、燃費目標達成に都合の良いデータを抽出するよう改ざんを指示されたと報告をまとめていることから、これについても本社の改ざんへの関与を明らかにすることにしている。
石井国交相はさらに、過去にも不正を重ねてきた三菱自動車に対し、企業体質を抜本的に改めるよう求めた。