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国交省、きょうも三菱自動車に立ち入り検査

2016年4月22日 2:13
国交省、きょうも三菱自動車に立ち入り検査

 三菱自動車が軽自動車の燃費を不正に良く見せかけていた問題で、国土交通省は22日も、三菱自動車に立ち入り検査を行う予定。

 三菱自動車は、「eKワゴン」など4車種のデータを不正に操作して燃費を良く見せかけていただけでなく、2002年以降に生産された車のうち「ミラージュ」「デリカD:5」「アウトランダーPHEV」をのぞく全ての車種について、燃費計算の試験を法律に定められているものと違う方法で行っていた。

 国土交通省は22日も、不正の背景を調べるため、愛知県にある三菱自動車の開発統括部門に立ち入り検査を行う予定。

 不正を受けて三菱自動車の株価は21日、ストップ安水準で取引を終えた。また、コールセンターへの電話の件数は通常の3倍の388件にのぼるなど波紋が広がっている。

 一方、三菱グループの幹部らは日本テレビの取材に対して、三菱自動車を「助けたい」としながらも、第三者による調査の結果を見極めるべきとの考えを示した。