三菱自動車不正問題 2日目の立ち入り検査
三菱自動車が軽自動車の燃費をよく見せる不正を行っていた問題を受け、国土交通省は、21日も三菱自動車の開発統括部門などに立ち入り、不正の背景を調べている。
国土交通省は21日午前9時すぎ、三菱自動車の開発統括部門がある技術センターへ2日目となる立ち入り検査に入った。三菱自動車は20日、軽自動車「eK」など4車種で燃費をよく見せるため不正があったことを明らかにし、実際の燃費は5~10%下回るとみられている。
国交省は、不正のあった車種がさらに広がる可能性も視野に入れ、実態把握のため立ち入り検査を行うとともに、三菱自動車に対して27日までに詳細を報告するよう求めている。