タクシー初乗り運賃引き下げへ審査開始
国土交通省は、東京地区のタクシーの初乗り運賃を400円台に引き下げる審査を開始した。
東京23区と武蔵野市、三鷹市のタクシーの運賃については、今週初めまでにタクシー事業者265社が国土交通省に対し、初乗り運賃の値下げを申請した。この結果、申請した事業者が保有するタクシーの合計が約2万3000台となり、運賃改定のための審査条件を満たしたため、国土交通省は新しい運賃の認可に向けた審査を開始した。
最も多かった事業者からの申請は、初乗り運賃を現行の2キロ730円から、約1キロ410円に値下げし、その後は約240メートル毎に80円ずつ加算するもの。
国土交通省は今後、適切な初乗りの距離と運賃について審査し、早ければ年内にも新しい運賃が認可される可能性があるという。