日経平均393円安 円高進み、ほぼ全面安
2日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げた。終値は、前日比393円18銭安の1万6562円55銭。
イギリスのEU(=ヨーロッパ連合)離脱の可能性や、OPEC(=石油輸出国機構)の総会で産油国が原油を増産しないよう合意できるかなど、海外情勢に関して懸念が広がり、外国為替市場では安全資産とされる円が買われ、円高が進んだ。円相場は、一時1ドル=108円台を付けた。
これを受け、東京株式市場では輸出関連株を中心に売り注文が広がり、株価はほぼ全面安の展開となった。日経平均株価の下げ幅は400円を超える場面もあった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆930億円。売買高は、概算で20億7508万株。