<映像公開>尖閣周辺で中国公船が領海侵入
沖縄県の尖閣諸島周辺の海域で今月初め、中国公船が漁船を引き連れて現れ、領海侵入を繰り返した際などの映像が公開された。
公開されたのは今月5日から9日にかけて海上保安庁が尖閣諸島沖で撮影した映像。接続水域を航行する多数の中国公船や中国漁船の様子が映っていて、背後には魚釣島が見える。また、白い船体の海上保安庁の巡視船が、日本の領海に侵入した中国公船1隻と漁船1隻に対し、電光表示板などで退去するよう警告している場面もある。
映像が撮影された9日を最後に、中国公船の領海への侵入は確認されていないが、接続水域では依然として航行を続けている。16日も午前9時現在、4隻の中国公船が接続水域を航行しているということで、海上保安庁が警戒と監視を行っている。