＜３つある台風の今後の予想進路（２１日午前９時現在）＞


■台風１１号
　岩手県沖の海上を北上中で、午後には北海道に上陸するおそれがある。北日本では大雨や強風に注意するとともに海上は高波に警戒が必要。


■台風９号
　小笠原諸島の近海にあって、北上を続けている。２２日には東海から関東に接近し、上陸するおそれがあり、東日本の太平洋側を中心に２１日夜は広く雨になりそうだ。


■台風１０号
　潮岬の南にあって、西寄りに進んでいる。北日本と東日本では２３日にかけて、局地的には１時間に８０ミリの猛烈な雨が降る見込みで、２２日朝までの予想雨量は多い所で、北海道で１５０ミリ、東海と伊豆諸島で１００ミリ、東北と関東甲信で８０ミリとなっている。また、２２日朝から２３日朝にかけては多い所で、関東甲信と東海で４００ミリから６００ミリ、北海道と東北で１００ミリから１５０ミリの記録的な大雨になるおそれがある。

　土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水、氾濫などにも警戒が必要。