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台風第11号 温帯低気圧に

2016年8月22日 4:17

 気象庁によると、北海道地方では、22日昼過ぎから23日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。土砂災害、河川の増水やはん濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水、暴風、うねりを伴った高波に警戒が必要。

<気象庁の発表内容は以下のとおり>
[台風の現況と予想]
 台風第11号は、22日3時にオホーツク海で温帯低気圧に変わりました。

[防災事項]
<大雨>
 北海道地方の大雨の峠は越えましたが、前線や台風第9号の影響で22日昼過ぎから23日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、再び大雨となる見込みです。

 23日6時までの24時間に予想される雨量は、多いところで
  北海道地方        200ミリ
 24日6時までの24時間に予想される雨量は、多いところで
  北海道地方        100から150ミリ
 の見込みです。

 これまでの大雨により、北海道地方では土砂災害の危険度が高くなっている所があり、河川のはん濫している所があります。
 土砂災害、河川の増水やはん濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒してください。
 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

<暴風・高波>
 北海道地方では、台風第9号の影響で、23日は風が非常に強く吹き、海は大しけとなるでしょう。

 23日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  北海道地方         25メートル(35メートル)
 23日に予想される波の高さは、
  北海道地方           7メートル
 の見込みです。

  23日は、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。