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伊方原発3号機 再稼働後初の住民避難訓練

2016年9月4日 15:03
伊方原発3号機 再稼働後初の住民避難訓練

 愛媛県の伊方原発3号機の再稼働後、初めての住民避難訓練が4日に行われた。重大事故の際、船で避難する可能性のある住民が自宅から港までの避難ルートなどを確認した。

 訓練は、地震により伊方原発で重大事故が発生し、陸路での避難が困難となった原発より西側の住民が三崎港から船で避難するという想定で行われた。

 訓練には約400人が参加し、伊方町や県の避難計画で地区ごとに定められている避難ルートを確認しながら自宅から一時集合場所まで乗用車などで避難していた。そして、甲状腺被ばくを防ぐための安定ヨウ素剤を受け取り、バスで三崎港へと向かった。

 愛媛県は今回の訓練結果を検証し、避難計画に反映させたいとしている。