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8月の熱中症搬送者、前年比10%減

2016年9月13日 16:54

 総務省消防庁によると、先月1か月間で熱中症を訴えて救急搬送された人は、全国で2万1383人だった。このうち24人が死亡したほか、35.5%にあたる7600人が入院したが、搬送者数そのものは去年8月に比べて10.6%減った。

 去年の8月は1日ごとの搬送者が1000人を超えた日が10日間あったが、今年は6日間だった。総務省消防庁は全国の熱中症による救急搬送者の数はほぼ平年並みの数字だと説明している。

 一方、都道府県別で人口10万人あたりの熱中症救急搬送者数を見ると、熊本県が最も多く、次いで鹿児島県、長崎県、岡山県、高知県の順だった。