熱中症で救急搬送 前週より6割近く“増”
先週1週間で熱中症のため救急搬送された人の数は、全国で6588人にのぼり、前の週よりも6割近く増えた。
総務省消防庁が発表した、今月1日から7日までに熱中症により救急搬送された人の数は6588人で、前の週よりも59.7%増えた。このうち、約半分の50.5%が65歳以上の高齢者だった。全国で12人が亡くなった他、2259人が「入院が必要」と診断され、うち141人が3週間以上の入院が必要な重症だった。
去年の同じ時期に比べると、熱中症による搬送者は半分以下にとどまっているが、向こう1か月、西日本を中心に平年より高い気温が予想され、引き続き注意が必要。