岐阜の小学校 計53人が熱中症症状で搬送
14日午前、岐阜県にある2つの小学校で、運動会の練習中、児童計53人が熱中症の症状を訴え、病院に搬送された。
消防などによると、14日午前10時20分ごろ、瑞浪市の瑞浪小学校から「吐き気や頭痛を訴える児童がいる」と119番通報があった。3年生から6年生の児童35人が熱中症の症状で病院に搬送されたという。全員、症状は重くないものの、4年生の男子と6年生の女子の2人が入院した。
瑞浪小学校では、午前8時半から運動会の練習が行われていたという。
瑞浪小学校・羽柴誠校長「水分をとって、短い時間の練習をして、また水分をとって、というかたちでやっていました。炎天下ではなかったですけど、これだけたくさんの子が急に気分を悪くするというのは、考えていませんでした」
保護者「こんな曇り空で、そんなに暑くなくって、こんな大人数が倒れるとは思ってなかった」
また、およそ1時間半後には、同じ岐阜県の大垣市にある日新小学校でも、児童18人が熱中症の症状を訴え、病院に搬送された。日新小学校でも当時、運動会の練習中で、全員症状は軽いという。
2つの小学校で搬送された児童は計53人となった。