都議会議事堂内に「とちょう保育園」開設
東京都が待機児童解消に向けた象徴的な取り組みとして、都議会議事堂の中に保育所を開設した。
27日に開所式が行われたのは、都庁の隣にある都議会議事堂の中に都が開設した「とちょう保育園」。定員は0歳児から2歳児までの48人で半分を新宿区民の枠、残りの半分を都庁と近隣企業に勤める人の枠として来月3日からオープンする。
働く保護者を支援するため、保育時間を午前7時から午後10時まで拡大するほか、希望者には有料で子どもと朝ご飯を食べられるモーニングカフェや、手ぶらで登園できる紙おむつの提供や、洗濯などのサービスもあるという。
小池知事は「とちょう保育園が子育て環境改善のシンボル事業になれば」と話している。