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苛性ソーダ積んだタンカー浸水 乗組員無事

2016年10月1日 1:51
苛性ソーダ積んだタンカー浸水 乗組員無事

 先月30日、山口・周南市の徳山下松港で、劇物である「苛性(かせい)ソーダ」を積んだケミカルタンカーが浸水した。日本人乗組員は、避難して無事だった。

 先月30日午前10時46分頃、周南市の総合化学メーカー「東ソー」の岸壁の沖合でタンカーが浸水していると徳山海上保安部に連絡があった。日本人乗組員4人は、避難して無事だという。

 このケミカルタンカーは劇物である苛性ソーダ450トンを積んで、午前10時20分に出港、浸水はその直後に始まったという。

 苛性ソーダは水に溶けると強いアルカリ性を示すが、密閉して積載されていて、今のところ海上への流出などは確認されていない。