ボート連盟会長「海の森」で予定通り開催を
2020年東京オリンピック・パラリンピックに関し、ボート競技を含む一部会場の建設計画の見直し案が出ている問題で、国際ボート連盟の会長が3日、予定通りの開催を求めて東京の組織委員会と会談した。
国際ボート連盟のローランド会長は、3日午前、ボート競技の会場となっている「海の森水上競技場」の予定地を視察した。午後には組織委員会を訪れて、東京都が宮城県での実施など会場計画の大幅な見直しを検討していることについて説明を求めた。
ローランド会長「(この段階で)計画の変更が出ていることに驚いているし、少しがっかりしている。今まで全ての会場を検討した上で『海の森』がベストだと思っている」
会談後、組織委員会側は「海の森での開催を前提に協力していくことで一致した」と話していて、ローランド会長は小池知事にも「海の森水上競技場」での開催を求めるという。