都議会で一般質問 豊洲市場問題など論戦へ
東京都議会では、5日午後から一般質問が行われる。4日の代表質問に引き続き豊洲市場の問題などを中心に論戦が行われる。
5日の一般質問には各会派の議員16人が質問に立ち、小池知事や都の幹部と豊洲市場や東京オリンピックなどの問題で論戦を行う。
一方、豊洲市場の問題では新たな資料が見つかった。資料は、2011年に建物の設計会社を選定する際に、設計会社から都に提出された技術提案書で、「建築部分の盛り土不要」と書かれている。この資料は、先週公表された都の内部調査結果では報告されていなかった。
資料を発見した都議会民進党は「これは盛り土不要と書かれた最も古い資料で、内部調査は不十分だった」として、今後の都議会で追及するとしている。
これについて東京都は「設計会社との調整が必要で、都の一存で判断ができないため報告書では公開しなかった」としている。この資料については、6日の都議会の委員会で審議される見込み。