豊洲市場 視察で新たな“水たまり”確認
東京・豊洲市場の一部で土壌汚染対策の「盛り土」が行われていなかった問題で、23日、都議会公明党と都議会民進党が豊洲市場を視察し、新たに1つの建物の地下で水がたまっているのを確認したと発表した。
都議会公明党が視察したのは、豊洲市場の「管理棟」と「加工パッケージ棟」で、このうち「加工パッケージ棟」の地下では青果棟、水産卸売市場棟、水産仲卸市場棟と同様に約10センチから20センチの水がたまっているのを確認したという。一方、管理棟の地下は防水加工がされていて、水はたまっていなかったという。
また、都議会民進党も同じく2つの棟の地下を視察し、水を確認したという。
都議会民進党は、今後、加工パッケージ棟で採取した水の水質調査を行うことにしていて、都に対しても「しっかりした調査を要望していく」としている。