歌舞伎役者の尾上松也さんが一日警察署長を務め、東京・台東区の商店街で防犯を呼びかけた。

　１１日、台東区の下谷警察署の一日警察署長を務めた歌舞伎役者の尾上松也さんは、谷中銀座商店街を練り歩き、集まった住民や観光客にＬＥＤライトのキーホルダーなど防犯グッズを手渡した。

　警視庁では１１日から今月２０日までの期間を「全国地域安全運動」として、地域の人たちと連携した安全で住みやすい社会の実現を推進しており、１１日のイベントも地域の人たちに防犯意識を高めてもらおうと企画されたもの。

　警視庁はこのようなイベントを通じ、特殊詐欺の被害や、子どもや女性が被害者になる犯罪をなくしていきたいとしている。