“ちょこっと防災” 大雨の時の足元は? 浸水・冠水時、長靴は“危険”
森圭介キャスター
「最近、帰宅時間に急な雷雨に見舞われることがあります。そんな時に注意してほしいのが足元なんです。日本防災士機構の中野篤さんによると浸水・冠水時は、長靴は履かない方がいいといいます」
「もちろん通常の雨の時は雨具として使うことに問題はありません。ただ長靴が隠れるほど浸水している場合は、上の隙間から水が入ると歩きにくい上、長靴自体が重くなって脚がスポッと脱げやすくなり危険だといいます。なので、そういった時は、足元は水の中でも脱げないような、ひもでしっかりと結べるスニーカーを選んでほしいということです」
鈴江奈々キャスター
「一概に長靴が雨の時に悪いというわけでなく、どれぐらい道路が冠水しているのかなど、周囲の状況に応じて選んでもらえたらと思います。長靴が隠れるほど冠水している道路を歩くのはそもそも危険なので、なるべく歩かないようにした方がいいですね」
森キャスター
「大前提として浸水・冠水している時は、水の中には入らない、つまり外出をしないことが望ましいです。というのも、冠水していると足元が水で隠れてしまっているので、用水路や側溝、マンホールの穴に落ちてしまう危険もあります」
「どうしても移動しないといけない場合は、迂回、遠回りしてでも安全な道を選ぶことも大切ですし、無理せずに近くにある高い建物の上の階へ避難する、もしくは雨がおさまるまでは出かけないといったことなどに注意してほしいですね」
鈴江キャスター
「みなさんもすぐできる『ちょこっと防災』。足元にも注目してもらえたらと思います」
(8月20日午後5時ごろ放送『news every.』より)
●news every.では、すぐできる防災のアイデア「#ちょこっと防災」 を紹介しています。