中国人旅行者の「爆買い」が変化している。

　観光庁によると、今年７月から９月に訪日外国人旅行者が買い物や宿泊などに使った消費額は約９７１７億円で、前年同期比２．９％減少した。前年より減少に転じたのは約５年ぶり。

　特に、中国人旅行者の１人あたりの消費額が１８．９％減少しており、円高に加えて、「爆買い」が落ち着き、飲食などにかける割合が大きくなったためとみられる。