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今回の地震は横ずれ断層型~気象庁

2016年10月21日 17:32
今回の地震は横ずれ断層型~気象庁

 21日午後2時すぎ、鳥取県で震度6弱を観測する強い地震があった。この地震による津波の心配はないが、その後も地震が続いており、気象庁は強い揺れに注意を呼びかけている。

 気象庁によると、午後2時7分ごろ、鳥取県を震源とする地震があり、震度6弱を鳥取県倉吉市、湯梨浜町、北栄町で観測した。また、震度5強の揺れを鳥取東部、岡山北部、震度5弱を鳥取西部、島根隠岐で観測している。

 この地震の震源地は鳥取県中部。震源の深さは11キロ。地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定されている。この地震による津波の心配はない。

 気象庁は午後3時40分から会見し、今回の地震のメカニズムについて、横ずれ断層型の地震とみられると発表した。現地では、地震発生から午後3時までに震度1以上の地震が17回起きるなど、繰り返し地震が続いている。

 気象庁は、今後1週間程度は、今回と同規模程度の地震が発生する可能性があり、特にこれから2、3日は規模の大きな地震が発生する恐れがあるとして、強い揺れに警戒を呼びかけている。

 今回の震源付近は地下水が非常に多い場所で、21日も午後0時12分ごろに北栄町で震度4を観測する地震が起きていた。