海図作製のため西之島へ出航 海上保安庁
島の面積が3年前の約12倍に拡大した小笠原諸島の西之島の海図を作るため、海上保安庁が22日、島に向けて出航した。
海上保安庁の測量船「昭洋」は22日午前、都内の港から出航した。今回の調査では、海の地図「海図」を作るため、島に上陸し、島周辺の水深や沿岸部の地形を調べる予定。
西之島は3年前から噴火活動が始まって面積が拡大し、現在は噴火前の約12倍にあたる大きさに拡大している。順調にいけば海図は半年ほどで完成し、それに伴い日本の排他的経済水域(=EEZ)が島の西の方向に52平方キロメートル拡大する見通し。