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鳥取の地震 依然1500人超が避難生活

2016年10月23日 0:43
鳥取の地震 依然1500人超が避難生活

 震度6弱を記録した21日の鳥取県中部の地震から1日以上が経過した。避難所にはまだ1500人以上の人が避難している。

 鳥取県では、22日も体に感じる地震が続いていて、午後11時までに170回以上記録している。気象庁では、今後1週間程度は最大震度6弱程度の地震に十分注意するよう呼びかけている。

 倉吉市では、ブルーシートの配布が行われ、23日は雨の予報が出ていることもあり、多くの人が列をつくった。1日でおよそ8000枚が配られたという。

 22日は、建物倒壊の危険度の調査が始まり、判定士の資格を持つ8人の県職員が30余りの家を調査した。23日以降は他県からの応援も加え、1週間程度ですべての建物を調査したいとしている。

 また、鳥取県は地震による梨の被害額が7400万円に上ることを明らかにした。

 一方、公的支援を受けるのに必要となる「り災証明」の受け付けが倉吉市では22日から始まり、湯梨浜町では23日から始まる。