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歴史学者として活躍 三笠宮崇仁さまご逝去

2016年10月27日 10:56
歴史学者として活躍 三笠宮崇仁さまご逝去

 27日朝、入院先の病院で亡くなられた三笠宮さまは、歴史学者としても活躍されていた。

 三笠宮崇仁さまは大正天皇の四男として生まれ、1941年には高木正得子爵の二女・百合子さまと結婚し、三男二女に恵まれた。陸軍の軍人だった三笠宮さまは、戦後は宗教学やヘブライ史などの研究を重ねられ、日本オリエント学会の初代会長を務めたほか、数々の国際会議にも出席し、学者としても国際的な活躍をされていた。ダンスの名手としても知られ、様々なダンスの普及にも貢献された。

 2012年に、96歳で心臓の手術を受けた後は大きな病気も無く、新年の一般参賀では宮殿のベランダに立ち、元気な姿を見せられていた。

 また入院中の6月30日には天皇皇后両陛下が病院を見舞い、病室で20分ほど、三笠宮さまと懇談もされていた。