三笠宮さまがご逝去 病院前から中継
天皇陛下の叔父にあたる三笠宮さまが27日朝、入院先の病院で亡くなられた。100歳だった。聖路加国際病院から笛吹雅子記者が伝える。
三笠宮さまは、27日午前8時34分、聖路加国際病院で亡くなられた。100歳だった。5月から入院を続ける中で、最近は容体を持ち直されたと聞いていたが、27日朝になって容体が急変の報が入ってきた。聖路加国際病院の前は、多くの報道陣が集まってきている。皇室の警察でもある皇宮警察も到着して警備にあたっている。
昭和天皇の14歳年下の弟で、天皇陛下の叔父にあたる三笠宮崇仁さまが、27日朝、亡くなられた。記録に残る皇族の中で最高齢の100歳だった。三笠宮さまは今年5月に急性肺炎と診断され聖路加国際病院に入院された。その後、症状は治まったものの緩やかに心臓の機能が低下していき、集中治療室と一般病室を行き来されていた。8月に一時、不安定な状態になったためご家族が連日見舞いに訪れたこともあったが、最近は体調を持ち直し、呼びかけに「おう」と応えられる程だったという。
しかし、容体は27日朝になって急変し午前8時34分、亡くなられた。高円宮妃久子さまは、27日午前9時から都内で美術展を鑑賞される予定だったが、急きょ取りやめられている。