1月以降の訪日外国人 初めて2千万人突破
日本を訪れる年間の外国人旅行者数が今年、初めて2000万人を突破した。
国土交通省は31日、日本を訪れた外国人旅行者が、今年1月から今月30日までで、2000万人を突破したと発表した。去年は年間で約1974万人だったが、今年はこれまで去年の約20%増で推移しているという。
政府は当初、2020年までの目標を2000万人としていたが、今年3月に、その目標を2倍の4000万人に引き上げている。外国人旅行者の増加に伴って、空港や駅での案内の多言語化や地方への観光客の誘導などの環境整備が課題となっており、国交省は対応を急いでいる。