ハロウィーンの先月３１日夜、東京・渋谷は仮装を楽しむ若者などが集まり、駅前のスクランブル交差点は一時、人が歩道からあふれるほどの混雑となった。

　ハロウィーン当日の先月３１日夜、渋谷は仮装した若者や外国人らが集まり、駅前のスクランブル交差点では、一時、人が歩道からあふれた。このため、警視庁は午後７時過ぎにこの土日と同様に一部の道路を封鎖して歩行者に開放した。

　混雑は午後９時過ぎにピークとなり、路上は多くの若者や外国人らでごった返した。警視庁はウエラブルカメラを装着した警察官を巡回させたほか、「ＤＪポリス」として知られる機動隊の広報班も出動させるなど過去最大規模の数百人態勢で警備にあたった。

　そして午後１１時を過ぎると、混雑は徐々に解消され、通行規制が解除されると、仮装をしたままの格好で渋谷駅に向かう人もいた。その一方で路上には捨てられたゴミが目立つようになり、ゴミ拾いをする警察官の姿が見られた。