玄海原発3・4号機 安全審査“合格”
原子力規制委員会は佐賀県にある玄海原発3号機と4号機について、再稼働の前提となる安全審査に事実上、合格したことを示す審査書の案を了承した。原発の新たな規制基準のもとでの審査合格は、5か所目となる。
九州電力の玄海原発3号機と4号機について、原子力規制委員会は、9日、「原発の規制基準に適合している」とする審査書の案を全会一致で了承した。今後1か月間、国民から意見を募ったあと、正式な審査書を決定するが、その後も、地元の同意手続きや設備の検査などが必要で、再稼働は来年春以降となる見通し。
規制委員会の審査に合格したのは、鹿児島県の川内原発や愛媛県の伊方原発などに続いて、5か所目。