初めて津波を想定、泊原発で原子力防災訓練
国としては初めて津波を想定した原子力防災訓練が、北海道の泊原子力発電所で行われた。
国が年に1回行っている原子力防災訓練。今年は再稼働を目指して国の審査が続く北海道の泊原子力発電所で行われた。震度6強の地震で津波が押し寄せ過酷な事故が発生したという、国としては初めて津波を想定した訓練となり、安倍首相も東京からテレビ電話で訓練に参加した。
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13日は被ばくした人の搬送や放射性物質の拡散を抑えるための放水作業などの訓練が行われた。14日は半径30キロメートル圏内の住民、約520人を対象にした避難訓練が予定されていて、2日間で、住民のほか、関係省庁や自治体などから、計約1万4000人が参加する。