大森山動物園 コクチョウから鳥インフル
秋田市の動物園でコクチョウ1羽が新たに死に、簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。これを受けて動物園はペリカンなど132羽の殺処分を行っている。
秋田市の大森山動物園で17日、動物病院に併設された小屋でコクチョウ1羽が死んでいるのが見つかった。この小屋では15日にもコクチョウ1羽が死んでいて2羽とも簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ている。死んだ2羽はもともと園内の沼で飼われていて、沼の工事に伴い、先月飼育場所を移されていた。このため動物園は、移動前まで同じ沼で飼っていたペリカンをはじめハクチョウなど32羽とヒヨコ100羽を殺処分している。
死んだコクチョウの詳しい検査結果は来週、判明する見通しで秋田県は動物園周辺の野鳥の監視を強化している。