三菱自動車の燃費偽装問題で、問題発覚後の再測定でも不正が行われていたことを受け、国土交通省は２日、三菱自動車に３度目の立ち入り検査を行っている。

　石井国交相「三菱自動車工業の取り組みの姿勢が問われる極めて遺憾な事態だと考える」

　国土交通省の調査では、三菱自動車の９車種のうち８車種でカタログに記載している燃費値を下回った上、偽装問題発覚後に三菱自動車が行った再測定でも、都合の良いデータが抽出されていたことが明らかになっている。このため国土交通省は２日、三菱自動車に３度目の立ち入り検査を行い、不正の上塗りが行われた経緯を調べている。