燃費偽装問題 三菱自と日産自が決算発表
燃費の偽装問題にゆれた三菱自動車と日産自動車が今年4月から6月の決算をそれぞれ発表した。
三菱自動車の今年4月から6月までの決算は、燃費偽装問題の影響で、2か月以上にわたり軽自動車の販売を停止していたことにより、売り上げが前の年の同じ時期にくらべて14%減少した。また、顧客への賠償金や軽自動車を供給している日産などへの補償金の支払いで特別損失1259億円を計上したことなどから、最終損益は1297億円の赤字となった。
一方、三菱自動車から燃費偽装のあった軽自動車の提供を受けていた日産自動車の決算も、軽自動車の販売停止の影響から国内の販売台数が25%以上落ち込んだ。また、外国為替市場で円高が進んだこともあり減収減益となった。