“母子手帳”海外普及を…国際会議始まる
23日、東京・渋谷区の国連大学では、世界各国の「母子手帳」が展示された。
妊婦や子どもの健康状態などを記録する母子手帳は日本で始まり、乳幼児の死亡率低下に大きく貢献した。アフリカなどの字が読めない人もいる地域では、イラストを使うなどの工夫がされている。
同じ会場では、母子手帳の海外普及を目指す国際会議も開かれ、福田康夫元首相夫人の貴代子さんも出席した。
福田貴代子さん「ただ日本のものをそのままマネして作ってはダメなんです。その地方の民族に合わせた母子手帳を作らないと、全国に広がることはない」