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五輪会場見直し 4者作業部会、詰めの協議

2016年11月27日 18:36
五輪会場見直し 4者作業部会、詰めの協議

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場計画見直しをめぐり、IOC(=国際オリンピック委員会)や東京都、日本政府、大会組織委員会の4者による作業部会が27日午後から行われ、ボート・カヌーやバレーボールの会場見直し案の選定などに向けた詰めの協議が行われている。

 これを前に27日朝、「有明アリーナ」建設の代案として都が提示した「横浜アリーナ」を、IOC関係者が視察した。関係者によると、横浜アリーナでは競技日程を消化できない恐れなどがあり、新たに「代々木競技場」も活用するアイデアが浮上しているという。

 しかし、競技団体や組織委員会はあくまで有明アリーナの新設を求めているほか、代々木競技場ではハンドボールが実施されることになっているため、新たな混乱を招く恐れもある。

 会場計画は29日に行われるコーツIOC副会長、小池都知事、森組織委員会会長らによるトップ級協議で結論が出される予定。

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