小池知事 所信表明で都議会との対決姿勢
東京都の小池知事は1日から始まった東京都議会の定例会で所信表明を行い、議会との対決姿勢を示した。
1日午後から始まった所信表明で小池知事は、都議会の各会派が予算の増額などを要望でき、これまで長年継続されてきた、「政党復活予算」の廃止を改めて表明し、議会との対決姿勢を示した。
小池知事「現状維持は衰退であるという言葉は多くの方々に語られています。改革を進める意欲あふれる皆様と共に歩んでまいりたいと思います」
「政党復活予算」の廃止については、都議会自民党が「議会軽視だ」などと抗議している。
一方、東京オリンピック・パラリンピックの会場見直しについては、先月29日に行われたIOCなどとの4者によるトップ級会談の結果を報告した。小池知事は議会終了後、先送りにされたバレーボール会場の結論の時期について「クリスマスイブよりは前」とする考えを明らかにした。