オスプレイ飛行再開 翁長知事「強い憤り」
アメリカ軍は新型輸送機「オスプレイ」が不時着し大破した事故で運用を停止していた沖縄のオスプレイの飛行を再開した。沖縄から船木大路記者が中継。
普天間基地から約2キロ離れた高台は、すっかり暗くなってきたが、オスプレイの訓練によるプロペラの音は、まだ聞こえてきていた。
普天間基地では19日午後1時58分に、1機目のオスプレイが飛び立った後も離着陸が続いた。また、北部の伊江島でも、アメリカ軍の補助飛行場を離着陸するオスプレイが確認できた。
翁長知事は日本政府の姿勢を厳しく批判している。
翁長知事「米側の説明をうのみにし、米軍の考えを最優先とし、飛行再開を容認する(日本政府の)姿勢は、極めて県民不在と言わざるを得ず、強い憤りを感じます。怒りとですね、ある意味でむなしさも感じます」
墜落事故から1週間足らずでの飛行再開。沖縄では反発の声がさらに強まりそうだ。