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「オスプレイ」飛行再開 沖縄から中継

2016年12月19日 15:28
「オスプレイ」飛行再開 沖縄から中継

 アメリカ軍は、新型輸送機「オスプレイ」が不時着し大破した事故で、運用を停止していた沖縄のオスプレイの飛行を19日午後に再開した。沖縄から中継。

 普天間基地からは少なくとも4機の機体が動いたことが確認できた。同じ機体が行ったり来たりしているのか、離着陸を繰り返している。飛行再開は19日午後2時と言われていたが、その2分前には、早くも1機目のオスプレイが飛び立った。その際は、2キロほど離れた高台にも大きなプロペラの音が聞こえてきた。

 アメリカ海兵隊は、飛行再開にあたって出した声明の中で「事故原因は空中給油訓練の際、給油ホースとプロペラが接触したこと以外にないとし、安全な飛行を再開できると、自信を持って確信した」としている。

 一方、オスプレイが配備されている宜野湾市では、事故から1週間もたたないうちの飛行再開に不安の声が聞かれた。

 地元の人「沖縄はやっぱりナメられているなと」「いつまたどこかに落ちたらどうしようという心配はあります」

 政府と沖縄県の対立が深まることも確実で、普天間基地の辺野古移設への影響も避けられそうにない。