北海道 雪で交通寸断…6千人が空港で一夜
22日から続く暴風雪で24日も北海道内の交通は寸断されている。JR北海道は除雪作業のため札幌圏内の列車の運転を全線で見合わせている。
暴風雪の影響で全面閉鎖となった23日の新千歳空港。22日に引き続き23日も約6000人が空港内で一夜を明かすことになった。毛布が足りず、自衛隊からも毛布や寝袋が貸し出された。24日朝からは順次運航が再開されたが、利用者の顔には疲労の色が浮かんでいた。
利用者「2連泊だと疲れます」「寝られませんでした。お風呂に入りたい」
一方、札幌では、90センチという50年ぶりの積雪量を記録。JR北海道では線路の除雪作業のため、札幌付近で全線運転を見合わせている。(午前8時現在、262本が運休)
利用者「2日足止めされている。そろそろ帰りたい」「いつ帰れるかということしかない、困った」
JR北海道によると運行再開は午後1時以降になる見込み。