札幌中心に大雪 交通機関に大きな乱れ
北海道は上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、札幌市内を中心に大雪となり、空の便など交通機関に大きな乱れが出た。
10日の北海道は、上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、断続的に雪が降った。午後3時に積雪が65センチを記録した札幌では除雪作業が追いつかず、市内を走る市電が終日運休するなど12月上旬としては29年ぶりの大雪となった。
この影響で、新千歳空港では、新千歳-羽田間60便を含む252便が欠航し、ロビーは搭乗客で大混雑となった。
一方、JRも新千歳空港行きの快速列車など計192本が運休し、約4万人の足に影響が出た。