札幌を中心に大雪 交通機関に大きな乱れ
北海道は上空に強い寒気が流れ込んだ影響で札幌市内を中心に大雪となり、空の便など交通機関に大きな乱れが出ている。
北海道は上空に強い寒気が流れ込んだ影響で札幌を中心に大雪となっている。札幌市内では9日夜から雪が降り始め、10日午後4時までの降雪量は54センチとなった。
この大雪の影響で、札幌市内を走る市電は始発から運休となっていて、復旧のメドは立っていない。一方、JR小樽駅では大雪のため線路の架線から列車に電気を送る装置にトラブルが発生した。新千歳空港行きの快速列車など合わせて110本が運休となった。
空の便も10日午後3時の時点で新千歳-羽田間26便を含む128便が欠航し、ロビーは搭乗客で大混雑となった。
また、スリップによる事故も起きた。10日午前10時ごろ、札幌市中央区の交差点で除雪車が路外に逸脱し、信号機に衝突した。運転していた男性にケガはないという。